TOEICのリスニングパートには「よく出るシチュエーション」が存在します。これら頻出の11ジャンルをあらかじめ頭に入れておくだけで、次に流れてくる展開を予測しやすくなり、本番での焦りをぐっと減らすことができます。
英語学習指導として著名な関正生氏も、これら11のジャンル特有の語彙や背景を把握しているかどうかで、スコアに大きな差が出ると指摘されています。効率的にスコアを伸ばしたいなら、まずはここから重点的にチェックしていきましょう。
優先して押さえておきたい頻出ジャンルと語彙
- 状態・動作(Part 1の定番)
crowded(混雑している)、piled(積み重ねられている)、vacant(空いている)など、写真の状況を客観的に表す言葉。 - オフィス関連
stationery(文房具 ※語尾が-ary)、stop by / drop by(立ち寄る)、assistant(アシスタント ※secretaryに代わり現在はよく使われます)など。 - 天気予報
sunny(晴れた)、cloudy(曇りの)だけでなく、inclement weather(荒天)という表現は超頻出です。 - 交通情報
traffic jam(渋滞)、detour(迂回路)、construction work(建設工事)など、遅延の原因となるトピックが多めです。 - イベント・催事
venue(開催地)、convention(集会・会議)、exhibition(展示会)など。 - 職種(人物特定に重要)
plumber(配管工)、carpenter(大工)、electrician(電気工)など。※plumberの「b」は発音しない点に注意! - トラブル・変更
reschedule(予定変更)、break down(故障)、refund(返金)など。会話が盛り上がる(問題が発生する)きっかけになります。 - 商品の発送・在庫
merchandise(商品)、warehouse(倉庫)、ship(発送する)など、物流関連の語彙。 - 駅・空港・旅行
one-way(片道)、round-trip(往復)、souvenir(おみやげ)、itinerary(旅行日程)など。 - 位置関係(Part 1・3)
across from each other(向かい合って)、side by side(並んで)、adjacent to(〜に隣接して)など。 - 「まとめ」の単語(抽象表現)
具体的なモノを抽象的に言い換えるパターンです。ここを攻略すると正答率が上がります。
【重要】覚えておきたい「言い換え」の例
選択肢では、放送された具体的な単語が「広い意味の単語」に言い換えられることがよくあります。
| 放送される具体的な単語 | 正解の選択肢に出る抽象的な単語 |
|---|---|
| piano, guitar, violin | instrument(楽器) |
| hammer, screwdriver | tool / equipment(道具・機器) |
| printer, copier, scanner | office device / machine(事務機器) |
さらに深く学びたい方へのヒント
こうしたジャンル別の対策は、一度コツを掴むとリスニングがパズルのように解けるようになります。関正生氏の著書は、丸暗記ではなく「なぜその単語が出るのか」という理屈から教えてくれるので、大人になってからの学び直しにぴったりです。
最近ではアプリでの学習も主流ですが、腰を据えて理論を学びたいなら、定番の参考書を一度通読しておくのと良いと思います。
おすすめ
『新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業[Part 1‐4 リスニング]』(KADOKAWA)
自分がどのジャンルでよく聞き逃しているかを分析しながら、これらの頻出語彙を肉付けしていきましょう!

