リーディングにもリスニングが必要

英語の読字障害?

学校の教科書でもたくさん英文に触れてきたし、インターネットなどで英語に触れる機会が増えてきているにもかかわらず、なかなか英語で書かれた文章を読むのは苦手、という方も多いと言われている。

日本人が英文を読むのが苦手な理由の一つとして、読んでいる英語が頭のなかで「聞こえていない」という状態がある。これは、ある種の読字障害とも言われるもので、文字や文を音と結びつけることができていない状態を言う。

日本語の文章であれば、声に出さなくても、文字を目で追いながらその文章が頭のなかで聞こえている。それが、英語になったとたんできなくなってしまう。そういう状態が英文を読むことを困難にしているという。

音声付きの英文教材を使ってみる

英語初心者であれば、文章を読む訓練をする際にも、英文と英語の音声が頭のなかで結びつくように、音声付きの英文教材を使うのが効果的だと思う。

英語に慣れていないと、小中学校レベルの英文でも、それを音声として認識しながらスラスラ読むことは難しい。

このトレーニングは繰り返しが大事なので、難しいなと感じたり、面白く無いと思うような英文は取り敢えずおいておいて、自分がよく分かるもの、面白いなと感じた部分を繰り返し読んでみるのが良いと思う。

習うより慣れよで、繰り返すうちに自分の中に英文と音声が結びついた状態で蓄積されるようになっていく。そして積み上げで2000時間くらい英語に触れた頃から、効果が実感できるようになると言われている。それまでは諦めずに聞き続けることで、最初の壁を突破できると思う。




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